シラタマ活動

2018年度実施 2017年度実施 2016年度実施 2015年度実施

教育発の次世代の地方創生モデル

シラタマ活動は牟岐町の社会教育事業の一環で、
牟岐の子どもたちが主体性や協調性といったコミュニケーション力を身に付ける為に、
自分たちで地域の課題を解決するための企画を立て、
実際に実現させていくプロセスを経験させることを目的としたプロジェクトです。

中学生が主体となって地域の大人たちをも巻き込みながら、
自分たちでイベントを考え、自分たちで作り上げます。

 

シラタマ学級とは?

”シラタマ学級”は牟岐町内で昔から行われている生涯学習の場を指します。地域の方々が講師になって、子どもたちに学校でできない様々な体験学習を行ってきました。

ところで、現在の牟岐町は”過疎化”の真っ只中にあります。

町内には小中学校が1つだけで、高校はありません。この環境で育つ子どもたちは、素直で思いやりにあふれる一方で、主体性や協調性に欠けるとの課題もあります。
この課題を解決するために、町内では活発な議論が行われてきました。そしてこの度、”シラタマ学級”の枠組みを拡充して子どもたちに多様な経験の場をつくり、子どもたち自身が地域に貢献するようなイベントを企画運営し、それを地域住民が全面的にサポートすることになりました。
その過程の中で、町の次世代を担っていく子どもたちの課題を解決するとともに、地域住民と共に町の課題も解決していくことを目指しています。

なぜ、地方創生に教育支援?

これは、私たちが”教育支援”活動にも重点を置く理由に関わります。
昨今、日本の”地方”では、少子高齢化や進学就職に伴う若者の都市部への流出、それによる産業の縮小といった”過疎”が顕在化してきました。 とりわけ中山間地域においては、過疎による地域コミュニティの弱体化が進む中で、世代間や地域間の交流が減少し、地域に対する愛着の喪失といった課題が生まれています。

牟岐町もそんな”地方”の1つです。

これらの課題を乗り越えるために、私たちは2つの視点からのアプローチが必要だと考えています。
1つは、活気ある地方を取り戻す(=オフェンシブな視点)ために、地域産業の活性化や雇用の増大を図ること、そして中長期的に地域産業を担う人材を地域の中で育成し地元に定着させることが必要となります。
他方、若年人口の流出を食い止める(=ディフェンシブな視点)ために、子育て施策の充実が重要なファクターであり、義務教育の課程における充実が必要となります。
私たちは、そのいずれにも必要となるのが”教育支援”であると考えているのです。

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なぜ、”シラタマ学級”を教育支援の場にしたのか?

牟岐町では、保・小・中・地域施設を一体運営し、学校における課題に住民が自主的・自律的に関わりやすい環境をつくることを意図する”パッケージスクール”という全国的にも先進的な取り組みに挑戦しています。
この取り組みをより効果的に進めるためにには、学校・行政・地域住民の密な連携と共に、学校(パッケージスクール)を地域の施設の、そして心の”ハブ”として、地域コミュニティ活性化のダイナモとなることを目指す必要があります。

経済産業省は、2006年から「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として”社会人基礎力”を提唱しています。今、まさに牟岐町において求められているのは「社会人基礎力」を身につける教育であると考えています。
地域の課題解決の場であると同時に、課題解決を行いながら地域経済の担い手も同時に育てていく場としてのシラタマ学級が求められています。

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シラタマ学級特別編の先に。

今回のシラタマ学級では、子どもたちが考えたテーマ”チャレンジでつながる地域の輪”に合わせた、イベントを企画運営します。その企画運営過程でのゴールは、大きく3つあります。
1つ目は、子どもたちが、主体性や協調性を身に着けることです。
2つ目は、子どもたちが、地域住民と一緒に考え行動する中で、地域に関しての関心をより深めることです。
3つ目は、地元住民が地元の子どもために、協力し合いひとつになることです。
そして、そのゴールの先に、新たなスタートとして、住民が町づくりに対して、高い意識をもち、取り組みを行い続けれるような、そんな町になるきっかけ、原点としてのシラタマ学級になればと思っています。

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具体的な活動プログラム

シラタマ学級特別編では1年を2期に区切って,各期を事前学習・体験学習・事後学習の3フェーズに分けてプログラムを構成しています.
ここでは2015年春~夏に実施した第1期を例に,活動内容を紹介します.

事前学習2015年4~5月

事前学習では,中学生や大学生とのアイスブレイクから始まり,シラタマ学級のルールや意見の出し方,受け止め方を身に着けることを目的としています.また身に着けた力の実践として町の課題を探求し,これからの活動方針や内容を自分たちで考え,まとめることで次の体験学習フェーズにつなげます.
第1期では町の課題を解決するために”チャレンジでつながる地域の輪”をテーマに”むぎいろフェスティバル”を行うことになりました.
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体験学習2015年5~8月

事前学習でまとめた活動方針・内容をもとに,実際に自分たちで動いて大学生や町の大人と協力してフェスティバルの準備と当日の運営を行います.大学生や大人は前に出ることなく,あくまで子供たちのサポート役に徹します.
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事後学習2015年9月

これまでの活動を振り返り,半年間での学びや成長を再確認します.一連の活動をイベントのやりっぱなしにするのではなく,活動を通じて得た学びを振り返ってこれからの人生に生かすため,このフェーズを重視しています.
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活動写真アルバム

一連の活動を写真でご紹介します!
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