事前学習フェーズ

 

事前学習フェーズ

事前学習フェーズでは,中学生や大学生とのアイスブレイクから始まり,シラタマ活動のルールや意見の出し方,受け止め方を身に着けることを目的としています.また身に着けた力の実践として町の課題を探求し,これからの活動方針や内容を自分たちで考え,まとめることで次の体験学習フェーズにつなげます.
子どもたちのディスカッションの結果,第1期では町の課題を解決するために”チャレンジでつながる地域の輪”をテーマに”むぎいろフェスティバル”を行うことになりました.

実施内容

3月16日
アイスブレイク

大学生と中学生が初めて一堂に会します.まずはお互いが打ち解けるために簡単なゲーム(アイスブレイク)を行いました.また,シラタマ学級のルールを共有し,実践するワークを実施しました.
シラタマ学級のルール:まず他人の意見を受け止めること.そしてどのような意見もポジティブに受け止め,ポジティブに意見する”ポジティブ原則”.また,考えこむ前に意見を出す”質より量の原則”の3つ.どのような意見,考え方も受容される場づくりを行い,子供たちの主体性を損なわないよう心がけました.

4月2日
課題発見ワークショップ体験

子どもたちの目線から町の課題を考える,意見出しを行うワークショップを実施しました.ここでも前回共有したシラタマ学級のルールを徹底することで,始めは様子を見ていた生徒も次第に盛んに意見を出すようになりました.その後,発散させた意見のまとめ方についてレクチャーをしました.

4月6日
小中学校でのメンバー集めプレゼンの作成

これまで参加した子供たちが考えた町の課題に取り組むにあたり,よりたくさんの仲間を募るため,小中学校の朝礼で仲間集めのプレゼンテーションを行うことになりました.
大学生から,どのように話せば聞く人が参加したくなるか,プレゼンテーションの方法などをレクチャーし,中学生がプレゼンテーションの素案を作成しました.
この回の後,子どもたちが自主的に集まってプレゼンテーションの仕上げや練習を行うなど,より主体的に取り組む姿勢が顕著に表れ始めました.

4月17日
メンバー集めプレゼンと顔合わせ

小学校中学校の児童・生徒の前で,ブラッシュアップさせたプレゼンテーションを行いました.プレゼンテーションは大成功し,予想を超える参加希望のため,人数調整を行うまでになりました.この成功は,子供たちの自信につながりました.

5月9日
課題解決方法の策定と町長への提案

募った仲間にま考えた町の課題について説明し,その課題をどのように解決すればよいかをみんなで考えました.最後に,まとめ上げた提案を牟岐町長に直接提案しました.ここから,実際に課題の解決に向けて自分たちが行動するフェーズへと移行します.

シラタマ学級 トップページに戻る
navigate_next体験学習フェーズの実施内容に進む