女川・牟岐きずなプロジェクト

女川と牟岐のきずなをつむぐ

女川・牟岐きずなプロジェクトは、防災や過疎といった共通の課題をもつ両町で、
子どもたちの交流をきっかけに、それぞれの町の未来を共に考えるプロジェクトです。

今の牟岐町には子どもが少なく、子どもたちの価値観が狭まる傾向にあります。
このプロジェクトでは、ICTを活用し異なる環境に住む同年代の子どもたちが気軽に関わり、
幅広い視点を身に着ける機会を作ります。

子どもたちがつむいだきずなをきっかけに、
両町に共通する課題に力を合わせて取り組む原動力を生み出したいと考えています。

序章 交流が生まれたきっかけ

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南海トラフ地震で繰り返し津波被害を受けてきた牟岐町では、防災教育は重要な課題です。
こうした折、東日本大震災の支援活動を通じて徳島県とご縁のあった宮城県女川町と交流の話が持ち上がりました。さらに、2014年から牟岐町で開催されている一般社団法人HLABのサマースクールが2015年からは女川町でも開催されることになったのです。
こうして、"津波"という逃れることのできない宿命を背負っている2つの町の交流が生まれました。

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第一歩 新たな"きずな"のはじまり

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2015年8月開催

当法人では、両町間のつながりの第一歩として、2015年8月、牟岐町で"女川・牟岐交流キャンプ"を開催し、女川小学校の児童を牟岐町に招待しました。

両校児童が直接ふれあい、大人たちがその笑顔を確認することで両町の距離が一気に縮まりました。

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第二歩 つながりが生んだ波及効果

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2015年10月開催

牟岐町は小中学生の防災意識を高めるため毎年"防災キャンプ"を開催しています。
女川町との「交流元年」である今年は、女川小学校の阿部校長、高清水先生のお二人を招待し、東日本大震災の経験等を踏まえてアドバイスを頂くとともに、"女川・牟岐交流キャンプ"に参加した両校児童が、テレビ会議を通じて2か月ぶりに再会することになりました。

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その先には 両町の未来

牟岐町では、人口減少のために義務教育の9年間、1学年20人前後の限られた人間関係の中で過ごすことから、どうしても価値観は狭まってしまいます。中には、高校や大学に進学した時に田舎で生まれ育ったことにコンプレックスを持つ子もいるようです。

現在はICTの発達により国内はもとより、海外ともテレビ会議が開催することができるようになりました。自分と異なる環境に住む同年代の子どもが関わる機会を与えること、関わるだけではなく適切な助言を加えることによって、刺激し合いながら視野を拡げながら成長することが期待できるのです。

このようにして子どもたちが結んだ絆をもとに、地域間の交流に発展させていくことを望んでいます。牟岐町と女川町は地形的によく似た環境にあり、社会面や教育面での課題も共通しています。急がずゆっくりと、常に「他者を思いやる心」を持ちながら着実に進むことで、新たな可能性が生まれるでしょう。